キャッシュフローゲームは楽しくお金のことが学べる優れた教材です。
そのゲーム自体は大変優れた教材なのですが、キャッシュフローゲーム会に関しては怪しいうわさが付きまといます。
ネットワークビジネスなどの勧誘を受けるのではないか?
何か高額なものを買わされるのではないか?
などなど
怪しい噂は絶えません。
キャッシュフローゲーム会で勧誘されるのは本当か?
残念ながらそのような会が存在するのは事実です。
過去には当会にも投資の勧誘目的の参加者がおり、その際は出入り禁止という措置を取らせていただきました。
当会ではお金に関する考え方を教えるということを主目的にしております。
その心は自分で考え、精査し決断したものでない限り投資でもビジネスでも成功は難しいと考えているからです。
手段さえわかれば上手くいくのか?
当会では手段をお教えしていません。それは、そんなことをしても無駄だからです。(無駄どころかマイナスだと私は思っています。)
世の中には投資やビジネスで成功している人たちがいます。
その人たちと同じタイミングで同じ事を始めれば理論的には自分も投資やビジネスで成功できそうです。
しかし、これは不可能だと断言できます。
何故かというとその成功している人とあなたは別の人間だからです。
どんなに真似をしようと思っても別の人間である以上、絶対に差異が発生します。
それに、投資やビジネスは学校の勉強とは違い答えのない世界です。
これは裏を返せば正解の反対の不正解も存在しないということです。
つまり、どんな決断をしても正解ともいえるし不正解ともいえます。
例えば、あなたとAさんが証券会社に行き、営業マンからまったく同じ商品を進められたとします。
そこであなたとAさんはその商品を購入してみることにしました。
しかし、あなたは損をしてAさんは利益が出たとします。(投資商品では同じ商品でもこのようなことが発生します。)
つまりあなたにとってはこの商品は不正解、Aさんにとっては正解だったわけです。
そのとき、あなたが自身で考え、精査し決断したものでない限りあなたはこの営業マンに騙されたと思うはずです。
(経験則ですがそんなことは思わない!と思っている人ほど騙された!と思う傾向があります。)
なので当会では手段をお教えしません。
そもそも、手段を教えるだけで金持ちになれるのならばロバート・キヨサキ氏は金持ち父さん貧乏父さんなんていう本を出す必要性はまったくないのですが...
もし、勧誘されたら
すぐに断りましょう。
「興味がないです。」
とすぐに勇気を持って言うことが大事です。
そもそも、何かに誘われた際に自身で考えられない状態で始めても何をやったところで無駄です。
何かを始めるならば考え方が伴わなければすべて失敗します。
本当のリスクとは?
何かを決断した結果、それによって失敗する。リスクがあった。
これはとても解りやすいかと思います。
ここで重要なのは何もしないということも1つの決断だということです。
あなたが崖に向かって突っ込んでいる車に乗っている時、何もしなければそのまま死んでしまいます。
そして死なないようにする方法は何通りかあるのです。
ブレーキをかける。
ハンドルを横に切る。
車のドアを開けて飛び出す。
等々
もちろん、ブレーキをかけても車が止まらなかったり、ハンドルを横に切った結果壁に激突したり、車のドアから飛び出した結果死んでしまうこともあるかもしれません。
しかしながら、これは例え話でキャッシュフローゲームに来たことによって命の危険があるわけではありません。
大事なのは選択肢は複数ありますし、1つの選択肢が正解ということもありませんし、何をやっても(何もしなくても)リスクはあるということです。
そういった時代に我々は生きています。
「キャッシュフローゲームで勧誘されるかもしれない。」
別に勧誘されても断ればいいのです。
なにか買わされそうになったら断ればいいのです。
(というかキャッシュフローゲームで始めて会った人に何か買わされそうになって「はい、わかりました。」といって買うようではお金の勉強以前の問題だと思いますが。)
「やらない理由」は無限にあります。
しかし、なにか「やらない理由」を探してチャレンジしないのはもったいないと私は思います。