金持ち父さんになりたいのであれば、なにをすべきでしょうか?
今回は支出という面から考えたいと思います。
さて、皆さんはおそらく自分はどのくらいの収入があるかは把握しているかと思います。
しかしながら金持ち父さんになりたいのであれば、注目すべきは支出です。何故でしょうか?
そもそも金持ち父さんの定義とは?
そもそも金持ち父さんの定義とは何でしょうか?
そのことを説明する前に言葉の定義をご紹介いたします。
おそらく多くの人が昼間には会社に行き給料を得ているかともいます。
また、もしかしたら株などの配当金を受け取っている方もいるかもしれません。
前者を労働所得、後者を不労所得といいます。
労働所得は自分が動かない限り発生しない所得です。
不労所得は自分が動かなくとも発生する所得です。
この二つをあわせて総所得といいます。
また、何かを買えばお財布からお金が出て行きます。これを支出といいます。また、サラリーマンならば国民年金や厚生年金、所得税などなども月々引かれている支出です。
これら物を買ったりして出て行くお金、税金などを合わせて総支出といいます。
さて、金持ち父さんの定義ですが以下の式に集約されます。
不労所得 > 総支出
注目すべきは、左辺が総収入ではないということです。
式から解ること
さて、この式が言っていることは簡単で
「不労所得が総支出を上回れば金持ち父さんの仲間入り」ということです。
式の中に総収入という項目がありません。
すなわち極端に言えば、不労所得が1万円でも金持ち父さんになることは可能です。
例えば、一人で山の中に住んで自給自足の生活をおくり最低限のものだけ町に出て買う。とか日本よりも物価の安いところに住んで月1万円程度で生活できるようにする。などです。
しかし、現実的にはこの式を成立させるためには以下の二点が考えられます。
- 不労所得を増やす
- 総支出を減らす
さて、このうち簡単なのはどう考えても2です。
1は不可能でありませんが明日から不労所得を作ってください。といわれてもなかなか方法が解りませんし第一、不労所得は一朝一夕でできるものではありません。
それに比べ、2は明日から実行できます。支出とはあなたが生活の中で使うお金です。
ついつい買ってしまう食後のコーヒーやつい手が出てしまうお菓子なども立派な支出です。
これらを節約するだけでもかなりのお金が生まれます。
例えば1つ100円のコーヒーを1日一杯節約するだけでも
100円×30日=3000円の節約になります。
3000円では少ないと思うかもしれませんが1年続けば
3000円×12=36000円です。かなりのお金だと思いませんか?
そうして節約している間に不労所得をすこしづつ築いていけばよいのです。
支出を把握するということ
さて、金持ち父さんになるために支出に注目すべきということはわかったかと思います。
そこでもっと進んで支出から導き出せることを考えます。
そもそも皆さんは自身の月々の支出を把握しておりますでしょうか?
おそらく月々の給料は把握しているが支出は把握していないという方が多いかと思います。
支出を把握せずに金持ち父さんを目指すのはゴールのないマラソンを走るようなものです。
支出がわからなければ
不労所得 > 総支出
という関係が金持ち父さんの定義である以上、どのくらいの不労所得を作ればよいのかもわかりません。
20万円の不労所得を築くのと、100万円の不労所得を築くのでは行動や方法がまったく変わってきます。
キャッシュフローゲームで学べること
キャッシュフローゲームではゲームを通して様々なことが学べます。
その中でもまず、気づくのはどれだけ自分が普段無駄遣いをしているかということです。
ゲームの中ではdoodadというマスがあり、このマスにとまると手持ちの現金の中から強制的に支払わなければなりません。
しかし、現実では何かにお金を使ってとしてもゲームほど悔しいということはありません。
それは目標がまったく異なるからです。
ゲームでは金持ち父さんになることを意識しますが、現実ではそれほど意識しません。
この差によりゲームと現実では物を購入したときの実感が異なるのです。
キャッシュフローゲームを通して支出を把握することの大切さや自身の普段の無駄遣いに気づくことができれば金持ち父さんになる第一歩を踏み出すことができます。
金持ち父さんへの第一歩を踏み出したいという方は是非ご参加ください!