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各通貨の特徴~ユーロ

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こんにちは、FXerです。今回は各通貨の特徴の第二回としてユーロについて解説したいと思います。

ユーロの特徴

ユーロは、EUの通貨です。

EUは欧州連合の略であり、ユーロはそこで流通する通貨です。

ちなみに、EU=ユーロ圏であると思っている人がいるかもしれませんが、EU=ユーロ圏ではありません。EUは28カ国あり、そのうち24カ国でしかユーロは流通していません。

EUに入っているが、ユーロを導入していない国の一番有名なのはイギリスです。

ユーロはアメリカに次ぐ第二位の流通規模を誇っており、ドルのカウンターパートとしての役割があります。

ドルが大きすぎるので、そのドルを支えきれるのがユーロくらいしかないのです。

従って、アメリカの政治経済に不安が起こるとユーロへの資金のフローが発生します。

FXではユーロは基本的な通貨の1つになるので、流動性は高く、スプレッドは小さめで、情報量も多いです。

ボラティリティは比較的高く、米ドルと同じか少し大きいくらいです。

以下にユーロのスコアを示します。

リスク・・・低いほど良い。リターンと逆相関

リターン・・・高いほど良い。リスクと逆相関

ボラティリティ・・・変動幅。安全思考なら低いほうが良い。

流動性・・・高いほど良い。

情報量・・・多いほど良い。

コスト・・・スプレッドの小ささに加え、その通貨の情報の入手のしやすさ。

ユーロの特徴がわかったでしょうか?ユーロはドルのカウンターパートの側面が強くユーロとドルの関係がFXをやる上でのポイントとなります。

次回は取引高第四位のポンドについて解説いたします。

それでは~ノシ

+ ユーロの豆知識(以下の内容は少し専門的な内容を含みますので、興味のない方は見なくても結構です。)

ユーロを取引する上で覚えていなければならないことは、ユーロの供給はECB(欧州中央銀行)がコントロールしているということです。

これは、つまりユーロ圏の各国は通貨発行権がないこと。従ってユーロはユーロ圏各国の経済を反映しているわけではなくユーロ圏の中の平均の経済規模を反映しています。

つまり、ユーロ加盟国の経済格差でユーロ安になりやすいという事です。

本来、通貨というのはその国の経済規模や景気などを反映して高くなったり、安くなったりするものですがユーロ圏の各国には前述のとおり、通貨発行権が無いのでこの常識が通用しません。

この結果ユーロ加盟国の中で経済基盤の弱いの頭文字をとったPIIGS(ポルトガル、アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペイン)と経済基盤の良い国(ドイツなど)の間では不公平感があります。

ユーロ圏の中で一番経済力の大きいのはドイツですが、ユーロ自体が経済力の小さい国との平均を取って値が決定されるので、ユーロ自体はドイツの経済規模に比べれば比較的安い状況に常にあります。その結果、ドイツが輸出で有利な立場になりドイツの景気はいいのです。

ギリシャなど景気の悪くなった国は本来ならば、景気低迷→通貨安→輸出・観光業などの拡大→景気回復。というルートをたどりますが、ユーロ圏ではギリシャなどで景気が悪くなった場合、もちろんユーロは安くなりますが、その安くなった分をドイツなど経済規模の大きい国が吸収して通貨の価値を戻してしまいます。結果的にユーロ圏での経済格差を広げる結果になります。

結果、ユーロのメリットを受けている国はいいですが、ユーロのデメリットを受けている国からすればたまったものではありません。

この話は、最近ユーロ離脱を唱える政党が各国で出てきている遠因でもあります。(ユーロ離脱は難民問題が主ではありますが。)

 

 

 

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